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本校は大正7年に創立され、以来90数年にわたり神戸市須磨区板宿の地で教育を続けてまいりました。「至誠一貫」「質実剛健」「雄大寛厚」を校訓として、誠実でたくましくおおらかな生徒を育てることを建学の精神としてきました。卒業生は2万3千人を超え、自由な教育環境の中で育まれ、各方面で活躍されている卒業生が多数おられますが、そのような方々のお話を直接聞く機会も多くあります。
このような本校が大切にしていることが二つあります。一つは生徒の皆さんの学力の向上です。真の学力を身につけるためには、基礎・基本を着実に身につけなくてはいけませんし、新しい課題にチャレンジして主体的に学ぶ姿勢が重要です。私たちは、学問の体系をしっかりと教えながら、自ら考え解決する力を育成する探究的な学習を実施しています。本校は卒業してからもしっかり自分で考えることができる、のびしろのある学力を身につけ、皆さんの進路実現を図っています。
いま一つは滝川リーダーシップ教育の実践です。先ほどもご紹介しました建学の精神を具現化するため私たちは「滝川リーダーシップ教育」と名付けてそれぞれの発達段階に応じた教育を実施しています。滝川は自由だといわれています。その自由は皆さんが成長するために必要なものだと考えています。自由の中で、学校行事や部活動など多彩な教育活動を通じて、自己を磨いてください。私たちは総力をあげて、皆さんが成長する支援をしたいと思っています。
平成23年3月11日に東日本で大きな災害が発生し、いまや日本は国難に遭遇していると言われています。しかし、今までも様々な困難に遭遇してきた日本は、その時々の課題に果敢に挑戦して克服してきました。皆さんが大人になって、社会で活躍する10年20年後、新たになった日本を支えることができる人材の育成をすることが滝川の本務だと思っています。皆さん、ご一緒に学びませんか。
第14代校長
江本 博明